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| 血液の癌である白血病は10代から20代の若い人にも多くみられる病気です。白血病の治療は、まず抗癌剤投与や放射線照射を行い白血病細胞を殺し、その後骨髄移植を行うのが一般的です。この治療法で多くの人が白血病を克服することができるようになりました。しかし、この治療を行うと抗癌剤や放射線に弱い精子や卵子などの生殖細胞も癌細胞と同じく死滅してしまい、治療後、赤ちゃんを望むことができなくなってしまうのです。“生きていくこととひきかえに、子供を持つことをあきらめなくてはいけない”という辛い現実がありました。しかし、これまで難しかった未受精卵の凍結保存が現在は可能なりました。白血病の治療前に卵子をとって凍結保存しておき、白血病を克服した後、その凍結卵子を用いて子供を持つことも可能になったのです。現在の日本産婦人科学会の会告では卵子の凍結は“夫婦”にかぎられ、未婚の人の卵子は凍結できないことになっています。当院では一刻も早くこの現状を変え、白血病の治療後でも赤ちゃんを作ることのできる環境を整えていきたいと強く考えております。 |
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