子宮内膜症
結婚して3年たちます妊娠しません。この頃生理痛がひどくなってきています。子宮内膜症と関係あるのですか?子宮内膜症とは何ですか?
  A:子宮内膜症は20才代から40才代の女性において最近特に増えている病気で子宮腔内にある子宮内膜が子宮筋層内、卵巣、卵管、腹膜など子宮の外側で生理周期とともに増殖する病気のことです。子宮の外側で増殖する子宮内膜は一般的に広い範囲に増殖し毎月の生理の度に血液が溜まり、周りの組織と癒着して様々な症状を惹き起こします。 また最近ではいわゆる環境ホルモン、特にダイオキシンとの関係が注目されています。アメリカにおける研究ではダイオキシンを微量に投与していたサルに子宮内膜症の発症がより多く認められ、さらにより重症化したことが報告されています。これらのことからも、現代人に増加している子宮内膜症の原因あるいは誘因としてダイオキシンがクローズアップされていることも事実です。 症状としてはひどい生理痛、過多月経等の月経困難症やセックスの時の痛み、排便時の痛み等があります。そしてこの子宮内膜症による症状は痛みがだんだんひどくなることが特徴的です。また、子宮内膜症は女性側の原因による不妊症の大きな要因となります。つまり、卵巣に血液が溜まることにより卵巣に毎月作られる卵子の質が低下し受精能力が低下したり、卵管が癒着して排卵される卵子のピックアップや輸送が出来なくなるためです。 ところでこのように女性を悩ます子宮内膜症の治療方法には手術療法やホルモン療法などがありますが年齢や症状、出産の希望の有無で治療方針が大きく変わります。とくに不妊症でお困りの方、出産の希望の有る方はホルモン療法が中心となり、偽妊娠療法、偽閉経療法などが治療法として選択されることが多いようです。   
 

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